スライス断面を作成する位置 【後編】
さてスライス断面を作成する基準位置が幾つかあり、装置やメーカーによって異なるということは前回の通りなのですが、このスライス断面を作成する基準位置はe-Stageにとっても非常に重要な要素です。
Magics SGモジュールはSTL(3D)に対してサポートを作成しますが、e-Stageはスライス断面に対してサポートを作成します。これは積層造形で積層するのはスライス断面であってSTL(3D形状)ではない、という積層造形の原理に叶った考えで作られているからです。
例えばSTL(3D)で見てサポートが必要に見える部分でもスライスで見ると必要なかったり、逆にスライスすることによってなくなってしまう微妙な大きさの特徴形状…言い換えると造形では表現できない小さな形状…の場合、3D基準だととにかく支えようとしてサポートが密集しがちですが、スライス基準で考えることで必要以上にサポートを密集させてしまうことがなくなるのです。

